店も家もなく東京で車上生活をするうどん職人・小野ウどんの挑戦を追ったドキュメンタリー。 店も家も持たず、車上生活をしながら「うどんアーティスト(出張専門讃岐うどん職人)」として活動している小野ウどんは、かつて勤めていたブラック企業を脱サラし、うどん職人を目指してうどんの名店やチェーン店で修行を重ねた後に独立。音楽に合わせてうどんを打つパフォーマンスを携え、依頼さえあれば日本中どこへでも移動し、うどんを打っていた。そして2017年、当時29歳の小野は「ニューヨークでうどんパフォーマンスをしたい」という新しい挑戦に打って出る。クラウドファンディングで資金集めに成功した小野は単独渡米。そんな小野の日本における生活と、ニューヨークでの10日間を収めた。 監督は、ミュージックビデオを中心に音楽ライブ映像やWebCMなどを手がけ、本作が初の長編ドキュメンタリー作品となるハヤシテツタロウ。